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今月のテーマ「こども定期演奏会」
今回、お話を伺ったのは、東京交響楽団のハープ奏者、景山梨乃さんです。こども定期演奏会を始めたきっかけや、その活動内容について聞いてみました。
学校とは違う音楽鑑賞ができる
こども定期演奏会は、今年で15周年を迎えました。東京交響楽団とサントリーホールが共催で、1年に4回の定期演奏会を行っています。この催しは、子どもたちに定期的にコンサートホールに行く習慣をつけて、生活にクラシック音楽を取り入れてもらいたいという思いから始まりました。「小・中学校時代は、情操を養う重要な時期です。そのため、高級感があって親しめる、継続性を持った演奏会というスタイルがよいと思い、企画されました。オーケストラはたくさんの楽器を、たくさんの人が演奏していて、色んな味が詰まったお菓子の家のようです」と、景山さんは言います。
小学生が参加できるこども定期演奏会
こども定期演奏会では、オーケストラの一員として演奏できるこども奏者や、演奏会告知チラシで使う絵、シーズンごとのテーマ曲などを募集しています。つまり、小学生が参加できる演奏会でもあるのです。「2017年も4回の定期演奏会を開催予定です。プロと同じステージに立つことで、演奏技術や音楽の解釈を学べるだけでなく、オーケストラの中で音楽をつくる楽しさを知るチャンスでもあります。ぜひ参加して、クラシック音楽の楽しくて美しい響きを体感してみてください」。
