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もうすぐ冬休みだね。外は寒いから、家の中で過ごす時間が長くなるんじゃないかな。暖房器具などの使用が増えるから、電気やガスなどのエネルギー消費が多くなる季節なんだ。でも、がまんして使用しなかったら、体調を崩してしまうよね。エネルギーの賢い使い方を紹介するよ。
どんなしくみで電気はできるの?
エネルギーである電気は、磁石とコイル(渦巻状に巻いた金属の線)を使って作られるよ。図を見てほしい。コイルとコイルの間で磁石を回すことで電気が流れるんだ。自転車のライトも同じ仕組みで電気がつくよ。
家の中の冷たい場所はどこかな?
暖めた空気を逃がさない、冷気を入れない工夫が大切だよ。そのポイントは「窓」と「床」なんだ。窓ガラスに断熱シートを貼る、厚手のカーテンにする、すき間をテープでふさぐ、じゅうたんを敷くことで省エネ効果を高めることができるよ。
※「家庭の省エネエキスパート検定 検定公式テキスト 改訂5版」 一般社団法人省エネルギーセンター
暖房器具や、照明を賢く使用する方法
みんながよく使う暖房器具は何かな? 今回はエアコン、電気カーペット、こたつの上手な使い方を紹介するよ。他にも、照明を掃除すると明るさがアップするので、年末の大掃除に忘れないで掃除してね。白熱電球からLED電球に取り替えると、もっと省エネになるよ。
・冷蔵庫の設定温度を「弱」にする
・暖房便座や洗浄温水の温度を低めにする
・テレビは省エネモードに設定する
などの設定変更は、一度やると、継続した省エネ効果が得られるんだよ。他にも、使わない照明をこまめに消す、使わないコンセントを抜くなども省エネになるんだ。生活の中で、無理なく賢い省エネ、節電をしよう!
エアコンの上手な使い方
・羽根の向きは下向きにする
・月2回を目安にフィルターを掃除する
・ひんぱんにオン・オフしない
・室外機の周辺に物を置かない
・扇風機を使用して暖かい空気を循環させる
電気カーペットの上手な使い方
・普通のカーペットや断熱マットを敷く
・分割して暖める機能がある場合は、必要な部分だけ暖める
こたつの上手な使い方
・厚手の敷布団を敷く
・厚手のこたつ布団をかける、上掛け布団も使用すると暖かさが逃げない
・布団の色を暖色系にすると、見た目が暖かくなるのでさらに効果的
照明について
・掃除をする
・白熱電球からLED電球に取り替える
出典:2016家庭の省エネハンドブック(平成28年3月東京都環境局地球環境エネルギー部地域エネルギー課発行)
この冬 ちょっとの工夫で、身も心も、そしておサイフもあたたかくなる方法
暖房器具だけでなく、ひと工夫すると温かくなる方法を紹介するよ。電気やガスなどのエネルギーを使わないので、家計にもやさしいんだ。お父さん、お母さんにもうれしいから、もしかしたらお年玉アップもあるかも?
一家団らん
「どうして省エネ?」と思うかもしれないけど、家族がそれぞれ自分の部屋にいれば、それだけ照明や暖房器具が必要だよね。一家団らんが地球温暖化防止につながるよ。
また、お父さん、お母さんから省エネの大切さを聞いて省エネ行動を身につけよう!
衣類の工夫
効率よく身体を温めるには、首、手首、足首を温めるとよいんだ。暖房の設定温度を1℃上げる前に、下の方法を取り入れて、身体を温めよう!
「厚手の靴下をはく」
「カーディガンをはおる」
「ブランケットやひざかけを利用する」
「ハイネックの洋服やレッグウォーマー等を活用する」
湯たんぽ
電源不要の湯たんぽ。腰や足など、温めたい部分にあててね。ただし、お湯が熱く、やけどの危険性があるので、お湯を入れるときは、大人の人に入れてもらうか、一緒に入れてね。
冬の衣類(素材)
ウールやアクリル、絹が保湿性に優れているよ。また、身体の水分(汗)を吸収して発熱する素材のインナーもあるよ。
もうひと工夫でさらに省エネ!手作り加湿器の作り方
いろんな加湿器が売っているけど、せっかくだから手作りして、お部屋のインテリアもステキにしちゃおう!!
〈用意するもの〉
容器(小さな空き瓶や牛乳パック)/1個
吸収性に優れた、厚手のペーパータオル/5〜8枚くらい
水
ハサミ
容器に書くマジックや折り紙
1.容器に絵を描いたり折り紙を貼る
2.ペーパータオルを重ねて四つ折りにし、上部に切り込みを入れる
3.容器にペーパータオルを入れて水を入れ、お花が咲いているようなイメージで広げる