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みんなが住んでいる、または将来、建てたり、買ったり、借りたりする家について、ぜひ考えてほしいことがあるよ。それは「環境にやさしい」住宅のこと。
いつまでも快適に暮らすために、住まいづくりにできることを考えてみよう。
住宅は、資源やエネルギーをたくさん使う
住宅は、建てるときも、完成した後も、取りこわすときも、資源やエネルギーをたくさん消費するんだ。なぜかというと、建てるときは資材を使うよね。資材を作るためには、エネルギーが必要になる。完成した後は、暑い場合はクーラーをつけたり、寒い場合は暖房を使ったりするので、エネルギーを使う。取りこわすときは、ごみがたくさん出るね。そのごみを処理するのにたくさんのエネルギーがいるよ。
リサイクルできる資材を使用するなど、建てる前から環境を意識することで、不要なエネルギーを減らすことができるんだ。
環境にやさしい住宅のメリット
環境にやさしい住宅は、住む人にとってもさまざまなメリットがあるよ。
①丈夫で安心
「長期優良住宅」の認定を受けた住宅は、土台や柱が劣化しにくい構造のため、耐久性にすぐれている。大きな地震が起きた場合でも、倒壊や損傷を受けにくい対策がされているんだ。建築時から将来を考えて手入れをすることで、丈夫で安心な住まいになるよ。
②長く使えて経済的
環境にやさしい住宅は、世代を超えて住み続けられるように工夫して建てるので、一世代あたりの建築費、維持費、修理費が減ると予測されているんだ。また、省エネを考えて建築するので、光熱費も削減できて経済的だよ。
③健康的な暮らし
環境にやさしい住宅は、自然の光や風、熱を有効的に活用するため、自然に寄り添った暮らしができるよ。また、適切な換気・明るさ、緑化などにも配慮することで、地球環境にやさしいだけでなく、住む人にとっても健康的な暮らしを提供してくれるんだ。
家の建て方、自分の暮らし方を見直して、環境にやさしい家を選ぼう。
長寿命環境配慮住宅の例
自然の光や風、熱を積極的に活用することで、CO2排出量が少ない住宅になるよ。
出典:長く使えて環境に優しい住宅を選んでみませんか? (東京都都市整備局住宅政策推進部民間住宅課発行)
長く使えて、環境にやさしい住宅とは
住環境への総合的な取り組みがなされている住宅のことをいうよ。
•建物の骨組み、柱などが丈夫
•生活に必要な設備の手入れが簡単
•長く住み続けられる工夫がされている
•CO2排出量が少ない
•夏はすずしく、冬はあたたかいなど、省エネに配慮
•緑や景観への配慮
長寿命環境配慮住宅の街の例
環境にやさしい街づくりを紹介!
出典:長く使えて環境に優しい住宅を選んでみませんか?(東京都都市整備局住宅政策推進部民間住宅課発行)
エコな暮らし方チェック!!
環境にやさしい住宅に住むだけでなく、地球にやさしい暮らし方を紹介するよ。できている項目にチェックを入れてね!
冷暖房について
□春、秋はむだに使用しない、夏、冬は設定温度に気をつける。
□暑い、寒いを感覚だけでなく、室内温度計などを見て判断する。
□暑くなる日は、カーテンなどを使用し、朝から日差しを入れない工夫をする。
□1つの部屋に集まって過ごす。
給湯・湯張り・入浴について
□給湯温度は季節によって変更する。春秋は40℃、夏は38℃、冬は41℃が目安。
□湯張り温度は季節によって変更する。春秋は40℃、夏は39℃、冬は42℃が目安。
□湯張り量は少なめにする □夏場はシャワーのみにする