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今月のテーマ「ホタルの成育の環境づくり」

 今回、お話をうかがったのは、ホテル椿山荘東京の荒川淳さんです。ホタルの成育環境づくりと、地元小学校と共に行っているほたるの放流式についてお話していただきました。

きれいな水で育つホタル

 ホテル椿山荘東京では、毎年5月中旬頃から庭園で、ホタル観賞を楽しむ「ほたるの夕べ」を開催しています。近隣住民やホテル利用客から季節の風物詩として親しまれており、ホタルの成育環境を維持するために、日々改善や管理を行っています。「ホタルの成育に必要なものは、水、環境、えさです。十分な水量のきれいな水と流水環境がないと、ホタルのえさであるカワニナが生息できません。当ホテルの庭園では、秩父山系からの地下水をくみ上げて放流し、井戸からは自然の湧水が流れ出ています。段差を利用した滝も所々にあり、ホタルの生息に適しています。また、植栽や水質改善も継続して管理し、ホタルの成育環境を維持しています」と荒川さんは話します。

小学生とほたるの放流式

 2001年からは、庭園内に幼虫飼育施設を設置し、3cmくらいまで成長させて、地元の小学生といっしょに沢に放流しています。放流前に、ホタル飼育専門の先生によるホタルの生態の学習会も行っています。 「きれいな水のあるところでしか生きられない生き物がいることを理解し、ホタルの成育を通して、自然保護の大切さをわかってもらいたい。これからもホタルの成育に取り組んで行きますので、観に来てくださいね」。

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