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みんなのまちのどんなところに「自然」があるかな? 自然と生き物のつながりを調べて、私たちのまちや暮らしとの関わりを考えてみよう!
人だけが東京にくらしているの?
私たちが住む東京は、日本で一番人口が多い都市だよ。人がたくさん住んでいるから、東京には花や鳥、虫などの生き物なんて残っていないって思う人もいるかな?
昔は東京にもたくさん自然があって、人々はその自然を上手に利用して、その土地に合った生活をして、たくさんの生き物たちといっしょにくらしてきたんだ。
ところが最近はどんな所にもビルやマンションが建つようになり、それまであった自然が少なくなって、生き物がくらす場所がなくなってきているんだ。
みんなが仲良くくらすために
東京は人がたくさんいる大都会だけれど、身の回りを見渡してみれば、花や木、鳥や昆虫たちがいて、一生懸命生きているよ。
どの生き物も同じ地球上にくらす仲間。人間たちだけがくらしているわけではないよね。みんな仲良く、自然と友だちになるためにはどうしたらよいか、いっしょに考えてみよう!
もしあなたが、鳥や花の名前をおぼえたら、見る景色はずいぶん変わる
「名前を知る」と花や生き物と友だちになれるよ! いつも通る道や公園で、咲いている花や、鳴いている鳥の名前を調べてみよう。
東京にすむ鳥のいろいろ
庭や公園で見つけてみよう!!
東京で少なくなっている生き物を調べてみよう!
東京で数が少なくなっている野生動植物を解説した「レッドデータブック東京」はパソコンやスマートフォン、タブレットで見ることができるよ。みんなが見つけた生き物はこの中にいるかな? 調べる時にアクセスしてみてね。
http://tokyo-rdb.jp/index.php
レッドデータブック東京
都民情報ルーム(東京都庁第一本庁舎3階北側)で販売しているよ。
東京都の自然を守るために活動している東京都レンジャー
例えば、登山した人が登山道を外れないように注意したり、貴重な動植物を持ち帰ったりしないように活動しているよ。東京都レンジャーの活動は、レンジャーニュースをチェックしてね。
http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/nature/natural_environment/park/ranger/news/
自然のつながりを学びに行こう!
東京にも自然と生き物にふれあえる場所があるよ。いろいろな環境体験学習ができるので調べて行ってみてね。
高尾の森自然学校(運営:一般財団法人セブン−イレブン記念財団)
東京都八王子市川町にある「高尾の森自然学校」は、楽しみながら自然を体験できる学校なんだ。昆虫採集や野鳥観察など、毎月イベントを開催しているよ。初めての人も、スタッフがやさしく教えてくれるから、気軽に参加してね。

4月のイベント ※いずれも9:30から開始。小学生以上 各20人
4/2(日)①春の山菜さがし
4/8(土)②森林ボランティア入門 第1回 竹林編
4/15(土)③チョウを探しに行こう! 春の回
4/23(日)④高尾の森の樹木博士になろう! 春の回
参加費
①③④500円(中学生以下300円)、②200円
実施場所…東京都八王子市川町705-1
申し込み…開催日の1週間前までに申し込んでね。くわしくは電話又はHPで確認してね。
高尾の森自然学校(運営:一般財団法人セブン − イレブン記念財団)
電話:042-673-3844
HP:http://www.7midori.org/takao/
葛西海浜公園(なぎさのある公園名は葛西「海浜公園」だよ)
西なぎさには広い砂浜があって、いっぱい遊べるよ。東なぎさは、私たち人間の立入りは禁止だけど、自然の鳥や貝たちがいっぱいくらしているんだ。夏には、海水浴体験もできるんだって。海水浴期間中には、生物観察会や漁業体験なども行っているよ。
主な生き物 (平成24年度の港湾局調査結果より抜粋)
鳥類
夏…カワウ、サギ類、カルガモ、シギ・チドリ類(オオソリハシシギ、キアシシギ、シロチドリ、トウネンなど)、カモメ類(ウミネコなど)
冬…カワウ、サギ類、カモ類(特にスズガモが多い)、カイツブリ類、ユリカモメ、シギ・チドリ類、ウミネコ
甲殻類 コメツキガニ(巣穴と砂団子を作る)、ヤマトオサガニ
底生生物 シオフキが多い、他に、マテガイ、ヤマトシジミ、アサリ、ゴカイ類
葛西海浜公園
HP:http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index027.html