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今月のテーマ:プラスチックのリサイクルと出前授業

今回、お話をうかがったのは、塩ビ工業・環境協会の内田陽一さんです。

私たちの生活に欠かせない素材なのに、あまり知られていない〝塩ビ〟について熱く語ってくれました。

 

プラスチック製品のリサイクルに積極的に取り組み、
出前授業を通じて、
子どもたちへの環境教育にも力を入れる

塩ビ工業・環境協会 環境・広報部 部長
内田 陽一さん
株式会社カネカでプラスチックの研究開発にたずさわり、化学物質管理・環境安全の職務を経て、2014年7月より塩ビ工業・環境協会に勤務。リサイクルや環境広報活動を担当。
http://www.vec.gr.jp/

 

リサイクルしやすいプラスチック

塩ビ工業 ・環境協会は、数多くあるプラスチックのなかの1つ、PVCと呼ばれるポリ塩化ビニルを作っている会社が集まった協会です。

PVCはシートや容器、パイプ等、はば広く使われ、リサイクルも進んでいますが、よりリサイクル率を向上させようと、「リサイクルビジョン」を作成。リサイクル技術開発支援も行っています。

「プラスチックは石油からできているので、環境に悪いというイメージがあるかもしれませんが、そうではないんです。

使い終わったら、決められたルールで分別し、きちんと処理をする。そうすることで、多くのプラスチックは新しい製品に生まれ変わり、燃料としても再利用できるんですよ」と内田さんは話します。

 

実際に見てさわれる出前授業をスタート

PVCはダイオキシンの原因だと 誤った情報が発信され、非難を受けた過去があります。

そこで、塩ビ工業 ・環境協会は、PVCを正しく知ってもらおうと立ち上がりました。

「他のプラスチックに関連する団体と協力し、次世代を担う子どもたちに向けて出前授業をスタートさせたんです。実際のPVC製品にふれ、実験などをすることで、PVCの 省資源性やリサイクル性を分かってもらえます。そこから、環境にも興味を持ってほしいと思います」。

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