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今月のテーマ:野外での体験を通して 子どもたちに意欲を持たせる
今回、お話をうかがったのはあばれんぼキャンプ事務局の中嶋信さんです。子どもたちを笑顔にし、意欲をはぐくみ、心の栄養となるよう、野外でさまざまな体験を行っています。
子どもたちの意欲を育てるだけでなく、
自分を信じ、自らの責任と判断で行動していけるよう、
野外での遊びを提案する
あばれんぼキャンプ事務局 理事長 中嶋 信(なかじま まこと)さん
(株)東京都リクリエーション協会に入社して4年後、
1998年にあばれんぼキャンプ事務局設立。2003年に同事務局がNPO法人化したのを機に理事長就任。
以降も、(特非)地域子育て支援センター、(合社)ACTを立ち上げ、忙しい毎日を送る。
子どもたちに さまざまな体験を
地域の青年が楽しみながら、地域の子どもたちをお世話する、東京都府中市で始まった”仲よし子ども会“を前身に、1998年に産声をあげた、あばれんぼキャンプ。
”すべての子どもたちが走り回り、かがやく社会を実現する“というミッションをかかげ、さまざまなプログラムを実施。野外キャンプを始めとして、ひたすら電車で旅をしたり、ロボットの仕組みを大学教授から教わって組み立てたりなど、ワクワクする体験がそろっています。
積んできた体験は むだにはならない
「他にも、あばれんぼキャンプでは、福島県会津若松市と郡山市の間にある、古民家と里山、キャンプ場をお借りし、集落の人々といっしょに里山の整備を行ったりもしています。里や山を整備することで、まきなどの燃料が確保され、獣害対策にもなる。循環や共生について楽しく学びながら過ごせる環境に、誰もが夢中になることでしょう」と、中嶋さんは話します。
また、中嶋さんは海外にも目を向け、子どもたちにさらなる体験を、と考えているそうです。
「体験で積んだ経験は、心や脳に蓄積されます。その瞬間は何の意味をなさないものでも、ヒラメキやアイデアのベースになることはまちがいありません。これからも、私たちは誰もが学び続ける場を提供していきます。いっしょに成長していきましょう!」