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私たちの身近にある東京湾。入り江はどれくらいの広さがあって、いくつの県に面し、何種類の生き物がくらしているのかなど、東京湾について知っていることはどれくらいあるかな? さぁ、東京湾をくわしく見ていこう!

 

意外と大きい東京湾

東京都、千葉県、神奈川県の1都2県に面し、1500㎢もの入り江がある東京湾。大阪湾、伊勢湾とならぶ三大湾の1つとして知られ、魚は約700種類、エビやカニ、タコなどの無脊椎動物は500種類もいるといわれているんだ。

東京湾は、神奈川県の観音崎と、千葉県の富津岬を結んだ線の内側を“内湾”、その境界の外側から、神奈川県の剱崎と、千葉県館山市の洲崎を結んだ線の内側までを“外湾”と呼んでいる。内湾は、空港や港、埋立地などが人工的に作られているため、入り組んだ場所がたくさんあるのが特徴の1つ。西側は工場や建物が多く、東側で目立つのが干潟や砂浜。同じ内湾でも、その様子はまったくちがうんだ。

また、多摩川、江戸川、隅田川、荒川といった大きな川の水が流れ込み、アユやウナギなど、川と海を行き来する魚が見られるのも、内湾ならではだよ。
 

魚の種類が豊富な外湾

外湾は太平洋に向けて開かれ、沖合に出ると、ぐっと深くなっていることから、アンコウやタチウオ、サワラといった大型の魚が多く見られるよ。

さらに、岩や海底についていた海藻がはがれ、流れにのって海面をただよっている“流れ藻”も、沿岸から沖合にかけてよく目にする。これが、ブリの稚魚“モジャコ”、カンパチやマツダイの幼魚などのかくれ場所や住み家になるんだ。そういった小さい魚をねらって大型の魚が集まるだけでなく、流れ藻の中で身をひそめ、他の魚を食べるハナオコゼのような魚も。

このように、たくさんの魚がとれることから、外湾には多くの漁港が作られているよ。実際に見学できる漁港もあるので、東京湾の魚についてもっと知りたくなったら、ぜひ足を運んでみよう!

 

東京湾全体マップ

東京湾は神奈川県三浦市の剱崎と、千葉県館山市の洲崎を入口とし、東京都に向かって、細長いS字のような形になっているよ。さまざまな川の水が流れ込み、太平洋からの流れも入ってくるため、生き物の種類が豊富なんだ。

東京湾で見られる主な生き物

内湾の魚


外湾の魚

 

できるかな?魚をきれいに食べてみよう!

ここ数年、一尾物より切り身の魚が食卓に上ることが多くなってきている。それにともない、一尾物の焼き魚や煮魚の食べ方が分からない子も多くなっているんだ。下のイラストを参考に、一尾物の魚にチャレンジしてみよう!

 

都道府県名を考えてみよう!
どこの魚料理かな?日本全国郷土料理当てクイズ!

❶ちゃんちゃん焼き
❷あんこう鍋
❸さばのへしこ
❹きびなご料理
❺今治たいめし

❻いちご煮
❼かつおのたたき
❽深川丼
❾手こね寿司
❿しじみ汁

【答え】 ①北海道、②茨城県、③福井県、④鹿児島県、⑤愛媛県、⑥青森県、⑦高知県、⑧東京都、⑨三重県、⑩島根県

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