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広い空にうかぶ雲を見て、「乗ってみたい」「食べてみたい」と、一度は思ったことがある子が多いんじゃないかな。雲にはいろいろな種類があり、天気も知らせてくれるんだよ。

今回は、雲についていっしょに見てみよう。

 

雲は何でできているの?

雲はとても小さな水や氷のつぶで、できているよ。海や川などの地面の水が太陽の光で暖められると、水蒸気になって空へのぼる。この水蒸気が、気温の低い上空で冷やされると、水や氷のつぶに変わって雲となり、白く見えるんだ。

 

雲は落ちてくる!?

雲は、空にうかんでいるように見えるけれど、実際はとてもゆっくりと落ちてきているんだ。雲のつぶが落ちる速さと、下から吹き上げる風の速さが同じなら、雲は落ちてこないよ。

 

いろいろな雲の種類

雲は、形やできる高さにより、大きく10種類に分けられる。どんな雲が出ているかによって、今の天気やこの後の天気がどのように変わるかなども分かるんだ。

 

10種類の雲を写真で紹介するよ

高い空にできる明るい雲

①すじ雲(巻雲)

秋の空によく見られるよ

鳥の羽のような、うすいすじ状の雲。
この雲がたくさんならんで広がっていると、次の日に天気が悪くなることがある。

 

②うろこ雲・いわし雲・さば雲(巻積雲

秋の空によく見られるよ

魚のうろこのような、小さな丸い雲が集まっている雲。
天気は下り坂に向かうことが多い。

 

③うす雲(巻層雲)

空全体にうすいまくを広げたような雲。太陽の周りには、にじのような光の輪ができる。この雲が現れると、天気が悪くなりやすい。

 

④ひつじ雲(高積雲)

ひつじの群れのような、大きな丸いかたまりが続いている雲。

 

空に広がる暗い雲

⑤おぼろ雲(高層雲)

空一面に広がる、うすいねずみ色の雲。太陽や月がおぼろ※になる。この雲が出ると、天気が悪くなりやすい。

※おぼろ・・・ぼんやりとかすんでいる様子

 

⑥あま雲・ゆき雲(乱層雲)

空一面に広がる灰色の分厚い雲。雨や雪を降らせる。

 

⑦ うね雲・くもり雲(層積雲)

畑のうねのように広がる雲。山の上から見られる雲海は、たいていこの雲。

 

⑧きり雲(層雲)

雲の中では最も低いところに現れる、きり状の雲。山地でよく発生し、きり雨が降ることもある。

 

低い空から上にのびる雲

⑨わた雲・つみ雲・むくむく雲(積雲)

上部は綿のようにもこもこで、底の部分はほとんどが平らな雲。強い日差しに当たると、にゅうどう雲に発達する。

 

⑩にゅうどう雲・かみなり雲(積乱雲)

夏の雲のイメージだけど、日本海側では冬にも発生して大雪を降らすこともあるよ。

空の高い所までむくむくと盛り上がった雲。かみなりを起こし、強い雨や雪を降らせる。

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