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学名: Gorilla gorilla gorilla
生息地:中央アフリカ
霊長目 ヒト科
「ゴリラ・トラの住む森」で見られる仲間
スマトラトラ
生息地:インドネシア(スマトラ島)
野生のスマトラトラは400頭以下といわれている。
インドライオン
生息地:インド(ギル森林国立公園野生生物保護区)
アフリカライオンと比べ、腹部に襞があるのが特徴。
リキ1才になる
上野動物園で生まれた5頭目のニシゴリラのリキ(オス)が2018年10月9日で1才になりました。生後2カ月は母親のモモコといつもいっしょにいましたが、姉であるコモモとモモカも子守をするようになり、生後半年ほどで、リキは母親からはなれ、父親のハオコや姉たちと遊ぶようになりました。これからは行動範囲も広がり、放飼場全体を走り回るようになるでしょう。

今は父親の顔くらいの大きさしかありませんが、15歳ごろには大人と同じくらいの大きさになります。子どもの期間がほかの動物にくらべて長く、これから数年は群れの中で活発に遊ぶ姿を見ることができるでしょう。
ゴリラといえば…
ゴリラといえばバナナを思い浮かべる人も多く、果物を食べていると思われがちですが、主に食べているのは草や木の葉です。野生では1年中、果実が実るわけではないので期間は限定され、あまみも少なく、人間が食べている品種改良された果物とはまったく異なるものです。水辺に近い場所で生活するゴリラは、水の中に入り水草を食べることもありますが、泳ぐことはできません。

上野動物園では、1日に20種類くらいのえさを3~4回にわけてあたえますが、えさのほとんどは野菜や木の葉です。常に同じ品目にするのではなく1回に8~10種類をあたえ、特定のえさを独占的に食べるゴリラがいないようにしています。日中は13時30分ごろに放飼場でえさを与えるので、ぜひ、みなさんご覧ください。
うえのニュース
渡りの季節になりました
不忍池には11月ごろから、オナガガモやキンクロハジロ、ユリカモメなどの冬鳥が渡ってきます。夏を北のほうの繁殖地で過ごしていた鳥たちが越冬のために日本にやってくるのです。1~3月の多いときには100羽を越えるカモやユリカモメが群れをなすので、冬ならではの光景が広がります。
写真提供:公益財団法人東京動物園協会
恩賜上野動物園
東京都台東区上野公園9-83
TEL.03-3828-5171
http://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno