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もうすぐ冬本番。寒い時期を快適に過ごすには、どうしたらいいかな?ウォームビズとウォームシェアを参考にすれば、できることはたくさん!すでにみんなが実践している〝温活ランキング〟も発表するよ!

 

室温を20℃にして快適に過ごそう

日本は2030年度に向けて、COをはじめとした温室効果ガスの排出量を、2013年度の数値から26%削減する目標をかかげている。これを受けて、環境省は暖房の設定温度を高くして快適に過ごすのではなく、暖房時の室温を20℃で快適に過ごすライフスタイルを提案しているよ。暖房に頼りすぎないで快適に過ごそう、という取り組みが、ウォームビズなんだ。

では、ここで質問。

電気を使って冷暖房を行う場合、室温設定の調節による省エネ効果は、夏と冬、どちらが大きいか分かるかな?

正解は冬!

お風呂にゆっくりつかる。体が温まるものを食べる。普段より1枚多くはおる。もこもこの靴下や腹巻きを身につける。カイロを利用する。このような、ちょっとした工夫で体を温められるから、室温の設定を調節しやすいんだ。つまり、冬のほうが省エネしやすいということ!

そして、この冬、もう1つ実行したいのが〝ウォームシェア〟だよ。
 

だれでも簡単にできるウォームシェア

ウォームシェアとは、余分な暖房を止めて、みんなで1つの部屋や場所に集まることで、エネルギーを節約すること。

例えば、夕食を取る際、お鍋にすれば、みんなが1つの部屋に集まるし、湯気で部屋も温まる。近所の人や友達と、お菓子や料理を持ち寄って集まれば、1つの部屋の暖房をつけるだけで済むよね。他にも、家の暖房を止めて、町に出かける、図書館や児童館、博物館といった公共施設を利用する、温泉旅行へ行く、スポーツをするなど、ウォームシェアの方法はたくさんある。

みんなのちょっとした努力が、地球温暖化防止につながるよ。無理をしすぎず、今年の冬はウォームビズとウォームシェアを心がけよう。

 

これで体はぽっかぽか!
発表!みんなの温活ランキング

第1位  毛布にくるまる
      湯たんぽを使う

第2位  ホットドリンクを飲む
      運動をする

第3位  お風呂に入る
      もこもこのネックウォーマーを使う
      がんばってラジオ体操

 

衣 食 住 の工夫で毎日を暖かく過ごそう!

 

 衣  身につける物から暖かく

 POINT1  首、手首、足首の“3つの首”をガード

・“3つの首”には太い血管が通っているんだ。そこを重点的に温めることで、体全体が温まるよ。マフラー、手袋、レッグウォーマーなどを活用してみてね。

お風呂上がりに1枚多くはおり、寝るときにタオルやネックウォーマーを首に巻いておくと、布団のすき間から入ってくる冷気が防げるよ。

 POINT2  素材に注目しよう!

・いろいろなメーカーから、うすくて軽くて暖かい“機能性素材”を使ったアイテムが発売されている。特に、Tシャツや靴下などに機能性素材の物を使うと、体幹を温めることができて、全身ぽかぽかになるよ。

 POINT3  はおれるアイテムで上手に体温調節

・大判のマフラーやストールは、寒さを感じたときにさっとはおれる便利なアイテム。また、ひざかけやハーフケットは、はおったり、かけたりするだけでなく、座布団のようにも使用できる。上手に使って、体温調節をしてね。

 

 住  身につける物から暖かく

 POINT1  室内環境を“見える化”

・同じ部屋に長くいると、実際よりも寒く感じたり、暖かく感じたりするんだ。温度計、湿度計を置いて、室内環境を“見える化”することで、むだな暖房使用をひかえることができるよ。

 POINT2  窓やドアをチェック!

・一度温めた空気を外に出さないよう、室内に閉じ込めておくのが大切。ドアの閉め忘れには注意してね。

・家全体の暖かい空気の約50%は窓から流出していくよ。断熱シートや厚手のカーテンなどで、窓から熱を逃さない工夫をしよう。

・暖かい空気は上にたまるんだ。扇風機を短時間だけつけ、空気をじゅんかんさせてあげると、暖かい空気が室内に行き渡るよ。

 POINT2  道具や小物を上手に使う

・冷たい空気は足元にたまりやすい。湯たんぽや、毛足の長いふわふわのスリッパなどは、足元からの寒さをガードしてくれるよ。

 

 食  内側からの温めに注目

 POINT1  冬が旬の物を食べる

・冬が旬の食材、根菜類を食べて、体を内側から温めよう。和食に欠かせない食材の冬ネギは、ショウガと同様、体を中から温めてくれるよ。また、冬ダイコンはおでんや煮物に最適。おいしくて温まるよ。

 POINT2  みんなで集まってお鍋!

・みんなで一部屋に集まってお鍋をつつけば、体も室内も暖かくなって、暖房もひかえめでOK。冬はいろいろなお鍋を楽しみたいね。

 POINT3  湯気で湿度を高くしよう

・体感温度は温度だけでなく、湿度や気流などのバランスで変わるんだ。一般的に、湿度が高くなると体感温度が上昇するため、鍋はもちろん、やかんでお湯をわかすのもいいね。

 

【答え】 ①北海道、②和歌山県、
③秋田県、④広島県、⑤茨城県、⑥青森県、
⑦福岡県、⑧山形県、⑨三重県、⑩大分県

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