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学名: Lagopus muta japonica
生息地:日本(本州)
キジ目 キジ科

「日本の鳥」で見られる仲間たち

ルリカケス
学名:Garrulus lidthi
生息地:日本(九州)
分類:スズメ目カラス科

 

アカショウビン
学名:Halcyon coromanda major
生息地:東・東南アジア
分類:ブッポウソウ目カワセミ科

 

ライチョウってどんな鳥?

ライチョウは北半球の寒冷地や高山など寒いところに分布するキジの仲間です。日本では、本州中部の日本アルプスなど、高山にのみ生息しています。日本のライチョウの生息数は、1980年代に約3,000羽いたものが、2000年代には約1,700羽と、半分近くまで減少しました。

原因は、山の環境汚染やニホンジカやイノシシなど里山に生息していた動物たちが高い山にも現れるなど、高山地域の環境の変化ではないかと考えられ、地球温暖化による気候の変化も心配されています。
 

孵化後0日(2016年撮影)

 

ライチョウを守るために

ライチョウは1963年から大町市立山岳博物館で飼育・繁殖に成功していましたが、病気などの理由で2004年に途絶えてしまいました。再開するためには、動物園で飼う技術を確立しなければなりません。そのためにまず、ノルウェーなどにすむ亜種(同じ種の別の仲間)の「スバールバルライチョウ」を2008年から飼育して繁殖させ、技術をみがきました。

その後、乗鞍岳から「日本のライチョウ」の卵を動物園に運び、専用の機械で卵をあたため、人の手でひなを育てることに成功、次に飼育しているライチョウのペアが産んだ卵による繁殖に成功しました。そして、2019年3月からは、上野動物園をはじめ国内で飼育している5つの施設で展示を開始します。みなさんも、ぜひライチョウを実際に見て、現状を知り、ライチョウを守るために何ができるか考えてみましょう。

孵化後163日

 

うえのニュース

オカピ「バカーリ」がやってきました!

2018年12月20日、オカピの「バカーリ」(オス)が、ホワイトオーク保護センター(アメリカ)から来園しました。「バカーリ」という名前はスワヒリ語で「有望」という意味。現在は上野動物園の環境に慣らしているところです。まだかげにかくれて見られないときもありますが温かい目で見守ってください。

 


写真提供:公益財団法人東京動物園協会

恩賜上野動物園
東京都台東区上野公園9-83
TEL.03-3828-5171
http://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno

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