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学名: Okapia Johnstoni

生息地:コンゴ民主共和国東部

鯨偶蹄目 キリン科

 

キリン科の仲間:キリン

オカピはキリンと同じく長い舌で木の葉を食べます。キリンはオスにもメスにも角があるのに対してオカピはオスにしか角がありません。

 

おしりのシマシマで身をかくす?!

オカピを見て真っ先に目に飛びこんでくるのは、おしりのシマ模様。まるでシマウマのようですが、実はこのシマ模様はオカピが生息しているアフリカの熱帯雨林の森の中で身をかくすのに役立つといわれています。オカピは単独生活をする動物なので、自分の身は自分で守らなくてはいけません。ヒョウなどの肉食動物に見つからないために、まるで木の枝のようなおしりの模様が、森の中でかくれるのに役立つのです。そのため、コンゴの森で暮らす原住民以外の人間に発見されたのは20世紀に入ってから。ジャイアントパンダ、コビトカバと並ぶ「世界3大珍獣」の1つでもあります。

木もれ日を浴びるとより目立たない?

 

ベルベットのような毛皮は防水対策!

オカピは別名「森の貴婦人」と呼ばれるだけあって、うっとりするようななめらかな毛皮を持っています。実はこの毛皮の表面は油っぽく、熱帯雨林の中でスコールが降ってきたときに雨をはじく効果があるといわれています。雨で体がぬれて体温が低下するのを防いでくれているのです。そのため飼育員が体をなでていると、こっちの手までテカテカになってしまうほど! このようにオカピの体には森で生活するために進化した秘密がまだまだいっぱいかくされていますよ。 みなさんもズーラシアでオカピを観察して、オカピの不思議を解き明かしてみませんか?

テカテカ光る毛をお手入れ中

 

ズーラシアニュース

開園20周年を迎えます!

2019年4月24日(水)に、よこはま動物園ズーラシアは開園20周年を迎えます。この20年間のあゆみを紹介する特別企画展を開催中です。その他、記念式典や20組限定スペシャルイベントなど、この1年間は特別なイベントがたくさん開催されますので、この機会にぜひズーラシアに来てくださいね!

 


写真提供:よこはま動物園ズーラシア

よこはま動物園ズーラシア
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