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毎回、さまざまな職業で活躍中のプロフェッショナルが登場!「どんな仕事?」「どんな人が向いているの?」などインタビューするよ。今回は、どんな話が聞けるかな?
外務省 国際協力局 政策課 高野 華恵さん
玉川大学教育学部卒業。記者歴6年。ODA広報2年。「いつでも、どんなことも、楽しみながら全力で取り組む」ことを、仕事をする際に心がけている。
国際社会をもっと平和で暮らしやすい世界に
―現在のお仕事について教えてください。
ODA(政府開発援助)のことをみんなに知ってもらうための広報の仕事をしています。世界には、飲み水や食べ物が十分に無かったり、教育を受けられなかったり、病院に行くことができなかったりする人々がいます。このような人々が住んでいる国を開発途上国とよびます。開発途上国が豊かになるように協力するのがODAです。アニメ『秘密結社 鷹の爪』の吉田くんが変身したODAマン(今月のエコチルを見てね)といっしょに、ODAの良いところや楽しいお話をたくさんの人に届けています。
―お仕事のやりがいや魅力、大変さは何ですか?
外務省は、日本と外国との良い関係をつくり、日本と国際社会をもっと平和で暮らしやすい世界にするための仕事をしています。
広報の仕事は「この通りにしてください」というマニュアルがありません。自分で考えて、工夫して、他の人に助けてもらいながら、大人から子どもまで、いろいろな人に「いいな」と思ってもらえるメッセージを届けるのは、なかなか難しいです。でも、その分やりたいと思ったことにチャレンジできる自由な空間があります。世界中でここにしかいない外務省のODAマンを誕生させることができて、とてもうれしいです。

世界中でここだけ!外務省のODAマン登場
―今後の目標を教えてください。
9月28日(土)、29 日(日)にお台場センタープロムナードで開催する『グローバルフェスタ』を日本で一番のイベントにすることが目標です。世界のことが分かって、ODAマンにも会える2日間限定の特別なお祭りです。ここだけのお土産ももらえるので、みなさんもぜひ遊びに来てください!
―小学生へのメッセージをお願いします。
小学生のとき、大好きな先生に出会って、私も小学校の先生になろうと思いました。先生になるための大学に行って資格も取りましたが、外国のことを知りたくなり、先生にはならずに外国に行き、外国で出会ったおもしろい出来事を近くで見たくなって記者になりました。記者になって知ったことを活かして、みんなのために働きたいと思って外務省に入りました。先生になるための勉強も、記者の仕事も、今とても役に立っています。
決めた目標は無理して最後まで守らなくてもいいです。でも、一度決めたことは、やめるまでは全力でがんばることが大切です。そうすれば、必ず自分の力になります。