エコチル 葛西臨海水族園だより

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学名: Octopus vulgaris

八腕形目 マダコ科


タコ・イカのなかま

エコチル 

アオリイカ
浅い岩礁域で見られるイカで、房状の卵を産む

コウイカ
砂泥質の海底に暮らし、卵に砂をまぶすことで知られる

 

日本で最もポピュラーなタコ

マダコは日本で最もよく見られるタコの仲間で、沿岸の岩場に暮らしていて、岩のすき間や岩棚の下を巣穴としています。そして、巣穴の周りにいる貝類や甲殻類などをつかまえて、食べ終わった後は巣穴の外に殻を捨てます。この習性を利用したのがタコつぼ漁です。日本で漁獲されるマダコの約半分がタコつぼ漁で水あげされるようです。

タコの仲間には骨がなく、自由自在に体の形を変えることができます。頭部にある2つの目のはばより大きいすき間ならどこでも通り抜けることができるといわれています。また、体の色も周囲の状況に応じて変えることができます。頭部からのびる8本のうでには吸盤が並んでいて、岩にはり付くときや、エサをつかまえるときに役立っています。水族園の水槽では、透明なアクリルガラス面にはり付いているときもあり、器用に吸盤を使っている様子が観察できます。

エコチル 葛西臨海水族園だより
体の色を岩に似せているところ

 

マダコはかしこい!?エサ取り特訓中

水族園ではマダコにエサをあげるとき、ふた付きのビンに入れてあげています。学習能力の高いマダコは、トレーニングをすればビンのふたを開けることができるようになります。ですが、初めからビンのふたを開けられるわけではありません。開けられるようになるまで特訓をします。水族園では、時間が合えば水槽で特訓中のマダコに会えるかもしれません。

エコチル 葛西臨海水族園だより
ビンを開けるマダコ

 

かさいニュース

「募集型プログラムのお知らせ」

エコチル 葛西臨海水族園だより

9月に、親子を対象としたフィールドプログラム「東京の海を知る第3回 東京湾で魚を釣る、食べる」、小学3、4年生が対象の「海のあそびや第3回 生き物のすみかを探検!」を予定しています。応募方法などくわしくは、東京ズーネットhttps://www.tokyo-zoo.net/zoo/kasai/をご確認ください。

 


写真提供:公益財団法人東京動物園協会

東京都葛西臨海水族園
東京都江戸川区臨海町6-2-3
TEL.03-3869-5152
http://www.tokyo-zoo.net/zoo/kasai/

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