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町中にごみがあふれているわけでも、ごみの山があるわけでもない日本。でも、1人が1年間に出すごみの量は、おどろくことに世界一! このままではいけない! ごみ問題について見ていこう。

 

ごみの多い都道府県

環境省が平成30年度に発表した、「平成28年度における全国の一般廃棄物の排出および処理状況等」の調査結果によると、1人1日あたりのごみ排出量は925gだと判明したよ。1年に換算すると、なんと約337kg! 日本全体では約4300万tにもなるんだ。しかも、このごみの総発生量は、世界ランキング1位であるアメリカの約4.3億tとくらべると、少ないように思えるけれど、1人の人間が1年間で出すごみの量は、日本が世界一という残念な結果に。

また、ごみの多い都道府県を見ていくと、1位が東京都、2位が大阪府、3位が神奈川県と、人が多く住んでいる所でたくさんのごみが出ていることが分かるね。現在、東京都では燃やせる物は清掃工場で焼却して容積を約20分の1にしたり、さらに〝スラグ〟と呼ばれる物にして元のごみの約40分の1にしたりなど、さまざまな工夫を行っているよ。それでも、東京23区最後の埋立処分場の寿命は約50年といわれているんだ。これは困った。どうすればいいんだろう?

 

リサイクルと分別を徹底!

その答えは、実は、とてもシンプルなんだ。1人1人がきちんとごみの分別をし、3R(リユース・リデュース・リサイクル)を心がけること。例えば、プラスチックのフィルムで包装されたおかしを食べ終えたら、そのフィルムを分別しているかな? 外で飲み終えたペットボトルは、キャップとラベルをプラスチック専用のごみ箱に入れているかな? ささいなことだけれど、ここに気付けるかが大切だよ!

日本のリサイクル率は、前述の環境省の報告によると20.3%。マイバッグを習慣化させたり、過剰な包装を断ったり、買うときに本当に必要な物かを考えたりなど、できることはたくさんありそうだね。自分だけなら大丈夫、少しくらいなら大丈夫ではなく、1人1人の意識を変え、ごみ問題を考えてみよう! 

ごみの多い都道府県

順位 都道府県 ごみの量(万t)
1 東京都 443
2 大阪府 307
3 神奈川県 291
4 愛知県 255
5 埼玉県 232

参考:県勢2019

人口が多い都道府県

順位 都道府県 人口(万人)
1 東京都 1382
2 神奈川県 918
3 大阪府 881
4 愛知県 754
5 埼玉県 733

参考:日本国勢図解2019/20

なぜ家の中から出るごみは減っているんだろう?

①リサイクルの法律や決まりができた
②市区町村の分別の決まりを守るようになった
③企業の努力により、リサイクルできる製品が増えた
④可燃ごみ処理施設の処理能力が上がった
⑤日本の人口が減っている他にもいろいろな理由が考えられるよ。

でも、リサイクル率はOECD加盟国34カ国中29位とまだまだだよ。

※OECD加盟国廃棄物処理とリサイクル(2013年)より

 

こんな取り組みも! 京都市の 生ごみ3キリ運動

京都市では2012年度から生ごみを減らすために“3キリ運動”を行っているよ。これは、買った食べ物を使い切る“使いキリ”、食べ残しをしない“食べキリ”、ごみ出しをする前に水を切る“水キリ”の3つのキリのこと。これを実践し始めてから、京都市では生ごみが減ってきているんだって。みんなのおうちでも取り入れたいね。

 

みんなはいくつ分かるかな?リサイクルに役立てよう! “環境ラベル”クイズ

リサイクル製品やエコ製品の多くに目印として付いているマーク“環境ラベル”をいくつ知っているかな? 環境ラベルと、意味の合う言葉を選んでね。

  • ガラスびん リターナブルびんマーク
    同じびんを何回も回収して洗って使うことを表すマーク
  • エコマーク
    環境への影響が少なく、環境保全に役立つ製品であることを表すマーク
  • 再生紙使用マーク
    古紙を混ぜた製品に付けられるマーク
  • ペットボトルマーク
    ペットボトルを他のプラスチック製容器と区別するためのマーク
  • 段ボールマーク
    段ボールに付けられるマーク
  • 牛乳パック再利用マーク
    使用済み牛乳パックを原料として使用した商品につけられるマーク

【答え】
①と段ボールマーク
②とペットボトルマーク
③と牛乳パック再利用マーク
④とエコマーク
⑤と再生紙使用マーク
⑥とガラスびん リターナブルびんマーク

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