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毎回、さまざまな職業で活躍中のプロフェッショナルが登場!「どんな仕事?」「どんな人が向いているの?」などインタビューするよ。今回は、どんな話が聞けるかな?
石田 崇さん
株式会社テクノフェイス 代表取締役
北海道大学卒業。北海道大学発ITベンチャーとして2002年に設立された株式会社テクノフェイスに、社員第一号として採用される。2010年に同社代表取締役に就任する。
大好きな地元で意義のある仕事がしたい!
―現在のお仕事について教えてください。
テクノフェイスでは、人工知能の研究開発や、依頼を受けたITシステムの開発、映像放映システムの開発販売などを行っています。私は、もともとはコンピュータソフトウェアの研究開発を担当していましたが、現在は経営に専念しており、社外との関係作りやスタッフの採用など、さまざまな業務を担当しています。
―現在のお仕事を目指したきっかけは何ですか?
大学で人工知能やロボットの研究をしていたところ、ITの研究開発をするベンチャー企業を、大学などの教育機関と民間企業が連携して設立するという動きがありました。好きな地元・北海道で意義ある仕事ができるなら、と教授からのすすめもあって入社しました。
―現在のお仕事のやりがいや魅力、また、大変さは何ですか?
最初、経営に興味がなく、私には経営の適性がないと思っていたのですが、会社が少しずつ大きくなると、いろいろな人に知られ、期待されることに喜びを感じるようになりました。また、社員が楽しいと思える仕事をやり続けることで、だれも辞めることなく、さらに、結婚して家族が増えるなど、「この会社で自分の人生をやっていくんだ」と思ってもらえることが本当にうれしいです。

本当にやりたいことをじっくり考えることが大切
―仕事をする上で、心がけていることはありますか?
①期待されていることに、できるだけ応えようとすること。
②相手も自分も、得をする方法を考えること。
③社員が自然と成長できるような、今よりちょっとだけ難しい仕事を作ること。
この3つを心がけ、仕事をしています。そして、札幌や北海道が人工知能やコンピュータ技術の世界的な先進地域として認知され、その中心にはテクノフェイスがある、と思われるような会社にしていきたいです。
―最後に、小学生へのメッセージをお願いします。
仕事はだれかの役に立てることで、自分も幸せになれるものです。それを、好きな場所で、好きなことを仕事にできたらもっと幸せだと思います。自分が本当にやりたいこと、住みたい場所をよく考えてみてください。
