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学名: Ovis canadensis
生息地:アメリカ西部とメキシコ北部
鯨偶蹄目 ウシ科

家畜のヒツジは、羊毛をとるために人によって改良され、毛がふわふわで、生え変わりはありません。オオツノヒツジは、夏毛、冬毛と生え変わり、あらくて、短い毛です。

大きな角はオスだけ⁉︎

オオツノヒツジは、北米大陸西部とメキシコ北部の標高の高い草原や、草の豊富な山の斜面、岩はだがむき出しのがけや絶壁などの山岳地帯に生息しています。草や低木の枝や葉などを食べる草食動物です。

オオツノヒツジという名前の通り、大きな角が特徴的ですが、大きな角を持っているのは、オスのみです。生まれたときには角は生えていませんが、年々のびて、5~6才ごろには、大きく立派な角になります。1本の角の重さは3㎏以上にもなります。メスは角が小さく、20㎝程度の長さで、カールしていません。

岩山を器用にかけ上がります

オオツノヒツジは群れで暮らす動物です。群れは2種類に分かれ、1つはオスだけの群れ、もう1つはメスと子どもだけの群れです。金沢動物園でも、草地の展示場にはメスと1才未満の子どもの群れ、岩山の展示場にはオスの群れが暮らしています。1つの展示場のようにも見えますが、展示場は2つに分かれており、混ざることがありません。

秋は恋の季節角つきも盛んです

オオツノヒツジは10月~1月ごろ、繁殖のシーズンをむかえます。この時期になると、活発に動きまわり、角つきも多く見られるようになります。普段はあまり聞くことのない鳴き声もよく聞こえてきます。秋から冬はオオツノヒツジを観察するベストシーズンです。ぜひ、活動的な姿を見に来てくださいね。

メスたちは、のんびり過ごしています

かなざわニュース

毎日開催わくわくタイム!

金沢動物園では動物園がより楽しくなる「わくわくタイム」を毎日開催しています。13時30分から「コアラのランチタイム」、14時30分には「カピバラのほんわか打たせ湯」など、そのときだけの動物の行動を観察することができます。土日祝日には動物のガイドも実施しています。お時間確認のうえ、ぜひご参加ください。

 


写真提供:金沢動物園

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