[スポンサーリンク]

学名: Cervus nippon yesoensis
生息地:日本(北海道)
偶蹄目 シカ科

「シカ」という名前の仲間たち

二ホンカモシカ

学名:Capricornis crispus
分類:偶蹄目ウシ科
生息地:日本(本州・四国・九州)
エゾシカと同じ展示場にいる、ウシの仲間です。

ジャワマメジカ

学名:Tragulus javanicus
分類:偶蹄目マメジカ科
生息地:インドネシア(ジャワ島)
東園 夜の森で見られる手のひらサイズのシカです。

 

シカってどんな動物?

日本に住んでいるシカはニホンジカという種で、北は北海道、南は九州まで、いろいろな所にいます。森や草原で、草や木の葉、枝などを食べて暮らしていますが、住んでいる地域によって体の大きさが異なり、呼び方も変わります。寒い所に住む物ほど体が大きくなり、北海道のエゾシカは、鹿児島県の屋久島にいるヤクシカの約4倍の重さがあります。

オスにはツノがあり、秋の結婚の時期になるとメスをめぐってオスどうし、ツノで戦います。しかし、このツノは1年に1度、生え変わるので、春になるとぬけ落ちてしまいます。

ツノが生え始めてから1週間後

エゾシカの1年の変化

上野動物園の東園にある「日本の動物」では、オスのエゾシカを1頭、飼育しています。冬にはりっぱなツノがありますが、毎年、春になるとぬけ落ち、新しいツノが生えてきます。秋にツノが完成すると、木にこすりつけて、さらにみがきをかける様子も観察できます。季節によって体の毛もぬけかわり、色や模様、毛の長さががらりと変わるので、同じ種類の動物だとは思えないかもしれません。秋から冬にかけては、鳴き声を聞くことができるかも。

今年はエゾシカの1年の変化を、ぜひ自分の目で確かめてみませんか。

ツノが生え始めてから3週間後

 

うえのニュース

3月1日(日)まで「みてみよう 東京のいきもの ここにいる」開催中!

東京都立の4つの動物園・水族館では、動物を見てクイズに答える「みてみよう 東京のいきもの ここにいる」を開催中! 参加には専用のシートが必要です。上野動物園では、各入園門・総合案内所・両生爬虫類館でシートをゲットできます。東京の絶滅危惧種の名前をみつけて応募してみてね!

 


写真提供:公益財団法人東京動物園協会

恩賜上野動物園
東京都台東区上野公園9-83
TEL.03-3828-5171
http://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno

[エコチル LINEお友だち追加はこちら]友だち追加

トップページへ戻る

[スポンサーリンク]