キャリチル

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毎回、さまざまな職業で活躍中のプロフェッショナルが登場!「どんな仕事?」「どんな人が向いているの?」などインタビューするよ。今回は、どんな話が聞けるかな?

野吾 奈穂子さん 
独立行政法人国際協力機構(JICA)

津田塾大学卒業後、環境省を経て、2005年JICAに転職。環境問題プロジェクトや青年海外協力隊派遣にも携わり、フィリピンなど32カ国で仕事をした。2016年より北海道で国際理解教育・広報、SDGsソングでの啓発活動を行う。

途上国の人たちの思いを支えたい

―現在のお仕事について教えてください。

北海道の学校やイベントで、外国の人たちとつながる楽しさや大切さを伝えたり、青年海外協力隊の募集活動を行ったりしています。国連のSDGsを広めるために、自分で作ったテーマソングを歌うこともあります。また、北海道の方々と途上国で行うプロジェクトも進めています。

―現在のお仕事を目指したきっかけは何ですか?

小さいころから〝物を捨てるのはもったいない〟と思っていた私は、環境問題に関わる仕事がしたくて環境省に入りました。その後、途上国からの研修員とのふれ合いがきっかけで、JICAへの転職を決意しました。「自分の国を良くするために日本から学んで帰りたい」という真剣な姿勢に、彼らの思いを支える仕事がしたいと思うようになりました。

協力隊OBOGや研修員たちと盛り上げたイベント

世の中を作っていくのは私たち自身

―お仕事をする上で、心がけていることはありますか?

連絡をくれた人にすぐお返事をしたり、正確な仕事をするように心がけています。ニュースや新聞も見てよく勉強しています。

―今後の目標や夢を教えてください。

〝世界の人たちとつながってこの世の中を作っていくのは、他でもない私たち自身!〟という未来に向けた明るいメッセージを伝えていきたいです。進路に悩んでいる人に寄りそう応援ソングも制作中です!

―最後に、小学生へのメッセージをお願いします。

小学生のころの私は英語が大嫌いでした。国際協力の仕事には漠然としたあこがれがありましたが、人見知りで、語学力に自信がなく、ふみ出せずにいたのです。でも、ちがいを楽しむことで広がる世界が必ずあります。みんなも、勇気を出して外国の人に声をかけてみてください。

ガールスカウトにSDGsをレクチャー

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