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横浜市環境科学研究所では2019年の夏休みに、横浜市立小学校342校の5年生30,374人を対象に、家や学校の近くで見つけた生き物を報告してもらう市内全域調査を実施。169校、11,511人からの回答結果がまとまりました。

調査は、各学校へ調査票を配布し、過去1年間で見つけたり鳴き声を聞いたりした生き物に〇を付けるという方法で、ツバメの巣、リス、カブトムシ、白サギの仲間、ふきのとう、ハッカチョウ、ヒキガエル、サワガニ、カマキリの仲間の9種類の生き物が対象でした。

市内で確認されるリスは、もともと横浜には生息していなかった外来種のクリハラリス(タイワンリス)。確認率は2013年の35%から増加し、42%になりました。横浜市全域を対象としたリス調査はこの調査のみで、リスの増加を示す非常に貴重なデータが得られました。

本調査は毎年実施しており、今回で7年目になります。1万人以上の児童が参加することにより、横浜の生物多様性を知る上で大変精度の高い調査結果が得られています。

 


横浜市環境創造局環境科学研究所
TEL.045-453-2550

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