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地球温暖化という言葉はよく聞くけれど、いったい何が原因で、どのようにして起こるんだろう? そして、地球温暖化による影響とは? 地球温暖化をくわしく見ていこう!

地球温暖化はいつ始まった?

地球温暖化とは、大気中にあるCO2やメタン、フロンなどの温室効果ガスが増え過ぎ、宇宙ににげようとしていた熱が地表にたまり過ぎることで、気温が上昇したり、地球全体の気候が変化したりすることだよ。

CO2の排出が急激に増え始めたのは、18世紀の産業革命以降のこと。人間は石油や石炭などの化石燃料を燃やしてエネルギーを取り出し、経済を成長させてきた結果、大気中のCO2濃度は、産業革命前に比べて40%も増加。世界の平均気温は1880年から2012年までの間に約0.85℃、産業革命が始まる前の1750年ごろと比べると、約1℃も上昇しているんだ。

平均気温1℃上昇で何が起こる?

平均気温が1℃アップしたくらい、どうってことないのでは? と思うかもしれないね。確かに、18℃の気温が19℃になったとしても、私たちのほとんどが、それほどちがいは感じないよね。でも、地球にとっては大問題!

というのも、今、世界では、大雨や猛暑日といった極端な現象の増加、農作物が育ちにくい地域の拡大など、気温上昇による影響がたくさん出ているから。日本でも、短時間豪雨や大雨の増加による土砂災害・水害の発生ひん度の増加、高温による水稲の品質低下、サンゴの白化現象など、さまざまな影響が!

このまま平均気温の上昇が続かないように、

  • 公共交通機関や自転車、徒歩で移動する
  • 買い物に行くときはマイバッグを持参する
  • 水を大切に使う
  • 使わない部屋の電気は消す
  • 旬の物を食べる

など、私たち1人1人が省エネを心がけ、温室効果ガスを増やさないようにすることが大切だよ。みんなの力で地球温暖化をストップさせよう!

地球温暖化はどうやって起こる?

出典:IPCC第5次評価報告書 統合報告書 政策決定者向け要約 図SPM.1(a)より環境省作成

2100年の天気予報を見てみよう!

環境省によって、産業革命以前からの気温上昇を1.5℃におさえる目標を達成した2100年と、達成できなかった2100年の天気予報が、それぞれの夏と冬のバージョンで制作されたよ。おどろきの内容を、ぜひ確かめてね。

>>> 2100年の未来の天気予報はこちらから

 環境省「報道発表資料『2100年 未来の天気予報』(新作版)の公開について」より

GOSATによる世界のCO2濃度分布観測結果

2009年1月に打ち上げられた、CO2とメタンの濃度を宇宙から観測することを専門とした、世界初の人工衛星「いぶき」(GOSAT)の観測結果を並べてみたよ。CO2が増えてきていることが分かるよ。

温室効果ガス世界資料センター(WDCGG)衛星観測データページより抜粋 https://gaw.kishou.go.jp/satellite
参考:環境省「地球温暖化の現状」 https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/ondanka/

地球温暖化が進むとどうなるの?

IPCC(気候変動政府間パネル)第5次評価報告書で発表された、このまま気温が上がり続けたときのリスクを一部紹介するね。

1 異常気象が多くなり、災害が増える

熱波、洪水、森林火災、ハリケーンなどの自然災害がひんぱんに起こり、被害を受ける人が増えると考えられているよ。自然災害の規模も大きくなり、被害が拡大すると予測されているんだ。

2 農地が干上がるなどして食糧不足に

気温や雨の降り方が変わると、農作物の種類やその生産方法を変える必要が出てくるよ。特に乾燥地域では、土壌水分が減少することで、干ばつに見まわれる農地が増加する可能性が高いといわれているよ。また、20世紀後半より地域の平均気温が2℃以上高くなり、何も適応策を取らない場合、熱帯、温帯の作物(小麦、米、トウモロコシ)の収穫量は減少すると予測されているんだ。

3 蚊の生息域拡大によって感染症も拡大

デング熱を媒介するヒトスジシマカの分布域は、年平均気温 11℃以上の地域とほぼ同じ。現在日本における分布域の北限は東北地方北部だけど、1950年以降、より北へと広がってきていることが明らかになっているよ。つまり、蚊が媒介する感染症にかかるリスクが高まっているんだ。ヒトスジシマカ以外にも日本脳炎ウイルスを媒介するコガタアカイエカの分布の拡大が予測されているよ。

4 利用可能な水が減少する

激しい雨の回数は増える一方で、年間の降水の日数が減少しているよ。そのため、水源がかれることが多く、生活するための水を手に入れにくくなってきているんだ。特に乾燥した地域に住む人や、氷河や雪に生活用水をたよっている人は、その被害を受けやすいよ。

5 氷河がとけて海面水位が上昇する

過去約100年で世界の平均海水面は16cm上昇し、近年の方が、上昇率が高くなっているんだ。海岸線が内陸へ入りこんだり、国によっては国土が浸水してしまったりする危険も。台風による高潮、沿岸域の氾濫、海岸侵食による被害もより多く受けることになるよ。

6 生態系が変化して絶滅する動物も

例えば、特別天然記念物に指定されているライチョウは、温暖化によってえさとなる高山植物の減少などの理由により、生息域がせまくなると考えられているんだ。年平均気温が1℃上昇すると生息個体数は約10%、気温が3℃上昇した場合には、御嶽山と乗鞍岳のライチョウは絶滅し、南アルプスの集団も35羽にまで減少するなど、絶滅に近い状態になると予測されているよ。

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