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学名: Myrmecophage tridactyla
生息地:グァテマラからアルゼンチン
有毛目 アリクイ科

 

横浜市の動物園にいるアリクイの仲間

ミナミコアリクイ(野毛山動物園)

オオアリクイに比べて、体の小さなコアリクイは、木登りが得意で1日の多くの時間を樹上で過ごします。

 

えさを食べるのにぴったりな体のつくり

オオアリクイは南アメリカの草原や林などで、単独で生活しています。その名の通りアリやシロアリなどを主食とし、それらを食べるために適した体のつくりになっています。

細長い顔と長いしたは、アリやシロアリをなめとって食べるのに役立ちます。その長いしたを使って、粘着力のあるだ液でアリづかや、かれた木の中にいるアリやシロアリを付着させて食べます。したの長さはなんと約60㎝ものばすことができます。また、えさは、かまずに飲みこむので、歯は生えていません。

細長い顔のオオアリクイ

前足のつめも特殊な形!

さらに、前足のつめがとても大きく、するどいため、アリづかや、かれた木をかいてくずすことができます。このつめはアリクイにとってはとても大切なので、普段は内側に曲げて保護をし、地面で歩くときは前足のこうを着けて歩きます。

この歩き方はナックルウォークといって、チンパンジーやゴリラなど類人猿に見られる歩き方です。では、この内側に曲げている大きくするどいつめは、手の平にささらないのでしょうか。実は手の平のつめが当たる部分には、皮が厚くなったつめの収納場所がちゃんとあるのです。

このようにオオアリクイの体は、とてもよくできています。ズーラシアには、オレオという愛称のオスがいますので、ぜひこの不思議な動物に会いに来てください。

大きくするどい前足のつめ

ズーラシアニュース

ズーラシアどうぶつ教室

毎週日曜日に「普段知ることのできない動物たちの裏話」や「動物に関連するクイズや工作」など、楽しく参加できる教室を開催しています。当日の開園時より、先着順での事前申込となります。くわしくはホームページをご覧ください。楽しく動物について学びましょう!

※変更・中止になる場合があります。

 


写真提供:よこはま動物園ズーラシア

よこはま動物園ズーラシア
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