[スポンサーリンク]

 

学名: Meles anakuma
生息地:日本(本州・四国・九州)
食肉目 イタチ科

 


文化園で見られるイタチ科の動物

 

夏毛
冬毛

ホンドテン

学名:Martes melampus melampus
生息地:日本(本州・四国・九州)
夏と冬で体の色が変わります。

穴ほり名人

ニホンアナグマは里山のやぶや林などで、穴をほって1頭で暮らしています。夜行性で、ミミズや土の中の昆虫、カエル、木の実などを食べています。冬は巣穴の中で冬眠し、春になると子どもをつくるために、オスがメスの巣穴を訪れます。

井の頭自然文化園では、オス2頭、メス2頭のニホンアナグマを飼育しています。ふだんは野生での生活と同じように1頭ずつにしていますが、今年の2月から3月にかけて、はんしょくのためにオスとメスを同居させました。

するどいつめで穴をほる

慎重にお見合い

まずは、同居の数日前に、ふだんメスを飼育している部屋にオスだけを放して、オスにメスのにおいをかがせました。次にオスと交代してメスを放しました。ニホンアナグマは鼻がよく、主ににおいを手がかりにして相手を探すため、においを通しておたがいの様子を知らせるのです。

そして当日、出会ってすぐ2頭は、おたがいにおしりのにおいをかぎ合いました。オスが「ジジジ…」と求愛の声を出し、メスの首をくわえながら体に乗りかかり、うまく交尾ができました。

同居の様子

イタチ科やクマ科などの動物は、交尾してからにんしんするまでの期間が長いことが知られており、ニホンアナグマの場合、交尾から出産まで1年近くもかかります。この母親が安心して出産、子育てできるように、日々の飼育管理に努めていきたいと思います。

>>> ニホンアナグマの同居の動画がみられるよ!

いのかしらニュース

3月にマーラの子どもが生まれました

マーラはアルゼンチンの草原にすむネズミの仲間です。後ろ足が長いのが特徴で、ウサギやカンガルーにも似ています。写真は生まれて6日目ですが、今では親よりもひと回り小さいくらいまで成長しました。大人と見分けがつかなくなる前に、ぜひかわいらしい子どもの姿を見に来てください。

 


井の頭自然文化園
東京都武蔵野市御殿山1丁目17-6
TEL.0422-46-1100
http://www.tokyo-zoo.net/zoo/ino/

写真提供:公益財団法人東京動物園協会

[エコチル LINEお友だち追加はこちら]友だち追加

トップページへ戻る

[スポンサーリンク]