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学名: Aptenodytes patagonicus
生息地:南極周辺の島々
ペンギン目ペンギン科

世界に18種いるペンギンの仲間のうち、オウサマペンギンは2番目に大きい種です。

暑さ対策と繁殖のため、水族園では5~11月の間冷房の効いた部屋で飼育しています。

水族園生まれのひな「ロワ」の成長

昨年8月、葛西臨海水族園では6年ぶりにオウサマペンギンのひながふ化しました。名前はフランス語で「王様」を意味する「ロワ」に決まり、茶色のふわふわとした羽におおわれた姿は注目を集めました。このひな特有の羽は寒さから身を守ってくれますが、大人の羽とはちがい水をはじかないため、ぬれると体温がうばわれてしまいます。水中は危険も多いため、野生のヒナは基本的に水には入りません。

ところがある日、ロワが親についていくうちにプールに入ってしまったのです。初めは親もロワもおどろき、あわてて陸に戻っていました。しかし、何回かくり返すうちに慣れたのか、いつしか見事な泳ぎをひろうするようになりました。飼育下ならではの行動といえるでしょう。

大人とほぼ同じ大きさになっても、親にエサをねだって鳴く姿がよく見られたロワ。今では自分でエサを食べられるようになり、羽も大人の羽に生えかわって、立派な姿に成長しました。

親にエサをねだるロワ

今年もひなが誕生!

昨年に引き続き、なんと今年もひながふ化しました!

ひなと大人の羽は実際に見るとどうちがうのか? 今年のひなは泳ぐのか? 成長したロワの様子は? 気温が下がった冬に、冷房の効いた部屋から屋外の展示場に再登場する予定のオウサマペンギンに注目です!

再登場した際には、公式サイトでお知らせします。

大人の羽に生えかわったロワ

かさいニュース

YouTubeでスペシャルプログラムを生配信!

10月10日は葛西臨海水族園の開園記念日! そこで、10月10日(土)・11日(日)にスペシャルプログラムを配信します。10日には、水族園の顔であるクロマグロをテーマに、その魅力の全てを紹介します。11日には、普段は入ることができない秘密のなぎさをご紹介。そこには、たくさんの生き物に加えて、さまざまなゴミも!? ぜひご覧ください。

>>> 水族園公式YouTubeチャンネルはこちら

 


写真提供:公益財団法人東京動物園協会

東京都葛西臨海水族園
東京都江戸川区臨海町6-2-3
TEL.03-3869-5152
http://www.tokyo-zoo.net/zoo/kasai/

 

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