[スポンサーリンク]

 

『わたしのステイホーム』をテーマにしたミニ作文募集に応募してくれて、みんな、 本当にありがとう! たくさんの応募の中から、第3回の入賞作の4名が決定したよ。   

最優秀賞

渋谷区立千駄谷小学校 4年生 R.N.さん

とつぜん始まったステイホーム。最初はとまどいましたが、家にずっといることでお母さんの毎日の仕事を見ることができました。朝食作りから始まってそうじ洗たく、昼食夕食の用意と、とぎれることがありません。

しばらくするとお父さんのテレワークも始まりました。居間の横の部屋でウェブ会ぎ。いつものニコニコした顔とちがってまじめな顔で話しています。そういえばお父さんの働いている姿を見るのは初めてかもしれません。

それだけではありません。テレビでは病院で働く人、保健所でコロナ対おうする人、テイクアウト用のお弁当を作るレストランの人それを運ぶ人、様々な人が一生けん命働く姿を見ました。今までこんなに「働く」ということを身近に見たり感じたりすることはなかった気がします。

みんなががんばって働く姿を見て、私も今自分ができる事を一生けん命がんばり、将来人の役に立つ仕事をしたいと思いました。

佳作

大田区立池上第二小学校 6年生 K.S.さん

ステイホーム中に、おばあちゃんから私の家にお母さんが小さいころに読んでいた本がダンボールいっぱいに送られてきました。それといっしょに、「おばあちゃんたちも家にいるようにしています」などと書かれた手紙も送られてきました。

私はこれを見て、とてもありがたいなと思いました。なぜなら、ずっと家にいて、読む本がなくなりそうになっていたからです。コロナ禍でも絶対に味方はいるんだなと心が温かくなりました。おもしろかった本は、『めざせ 北極点 -マコは、がんばった』です。北極の写真がのっていたので、私も北極に行って見てみたくなりました。

この間、けいろうの日でした。この機会におばあちゃんに手紙を書いて感謝しようと思います。おばあちゃんもがんばってねと、伝えたいです!

佳作

千代田区立昌平小学校 6年生 T.D.さん

ステイホームの最中、ぼくは重大なアレルギーの事故を起こし、救急車で搬送されました。医療従事者の方々が寝る間を惜しんでコロナに立ち向かっている大変な時期に、自分が皆さんのお世話になってしまったのです。

救急車でも病院でも、医療従事者の皆さんはそんなぼくをずっと励まし、懸命に治療してくれました。疲れた様子は全く見せず、笑顔で話しかけてきてくれました。苦しさと痛みと、怖くて仕方なかったぼくは、体とともに、気持ちまでいやしていただきました。

その頃のぼくは、最後の小学校生活がどんどん削られてしまうことに焦り苛立ち、悲しい思いをしていました。そんな時の入院。ここで医療従事者の皆さんの働く姿を目の当たりにし、そんな自分を大いに反省しました。

これからは、自分にできることは何か、周囲の人は何を求めているかを常に考えたいと思います。そして、苦しい時こそ人の役に立てる人間になりたいと思いました。

佳作

品川区立第二延山小学校 5年生 R.O.さん

私の心には二つの部屋があります。一つは楽しいことうれしいことを貯めるキラキラルーム。もう一つは、嫌なことや辛いことを貯めるブラックルームです。三月の終わりに帰国して引越し、転校、ステイホームといろいろな事が続き、ブラックルームがいっぱいになってしまいました。

外に出たい。けれど、がんばってくれている医療従事者の方や家に居たくても外出しなければいけない方の事を考えました。私ができる大事な事は家にいる事。そこで、私は長い時間を過ごす自分の部屋を素敵な世界にしようと思いつきました。

大好きな夏と海をテーマに自分の部屋を模様替えしました。白い貝がらを飾り、青い花でドライフラワーを作ったりして飾ったら、自分の部屋にいる事が楽しくなってきました。いっぱいだった心のブラックルームにも少し余裕ができました。これからも、今できることに目を向けて生活し、コロナを乗り切りたいと思います。

スペースの都合上、応募してくれた全員の作文は掲載できなかったけれど、みんなの気持ちや意見は、しっかりと読ませてもらったよ。 コロナウイルスに負けず、これからもみんなで力を合わせてがんばっていこうね!

 

 

[エコチル LINEお友だち追加はこちら]友だち追加

トップページへ戻る

[スポンサーリンク]