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毎年、日本ではたくさんのごみが出ているよ。1人1日当たりに換算すると、なんと約1㎏も出ているんだ。そんなごみを少なくするにはどうすればいいんだろう? 大切なのは、「リデュース」「リユース」「リサイクル」の3Rだよ。

便利な生活がごみを生む!?

現在の日本では、ほしいものがあれば買うことができるよね。便利な生活をするために、どんどん物を作り、どんどん捨ててきた結果、2018年度のごみ総排出量は東京ドーム約115杯分に相当する4,272万t(前年度4,289万t、0.4%減)、1人1日当たりのごみ排出量は918g(前年度0.2%減)と、前年度に比べると少なくなっているけれど、まだまだごみは多い状況なんだ。

このようにごみが増えていくと、捨てる場所があっという間にいっぱいになってしまうよ。さらに、ごみ捨て場を家の近くに作ってほしくないなどの理由から、次のごみ捨て場所を探すことは、とても難しいのが現実。そこで大切になってくるのが、3Rだよ。

3Rとは、 ごみを減らす「Reduce(リデュース)」、物をくり返し使う「Reuse(リユース)」、 不要になった物を資源として再利用する「Recycle(リサイクル)」の3つのRの総称で、ごみの減量や、資源循環実現のキーワードでもあるんだ。

できることから始めてみる!

そんな3Rを合言葉に、不要になった家具などを回収して修理し、販売する千葉県浦安市の取り組みや、いれたてのコーヒーやお茶などを持参したマイボトルに入れて販売したり、お水などを無料で提供したりする、神奈川県横浜市のマイボトルスポットの取り組みなど、ごみの減量やリサイクルに、積極的に取り組んでいる地域がたくさんあるよ。

もちろん、私たちにもできることはたくさん! 物を大切に使う、食べ残しをしないなど、小さなことでも、できることから取り組んでいけば、それが地球のためになることにつながるよ。

そして、買うときも、捨てるときも、よく考えることが大切! 左ページの『私たちにもできる3R』を参考に、まずは自分から率先して始めていこう!

出典:環境省「海外展開戦略(リサイクル)平成30年6月」2P

【3R】で一番大事なのはどれ?

「リデュース」「リユース」「リサイクル」には、実は優先順位があるんだよ。どれが大事なのかな?

環境省「Re-Style」より https://www.re-style.env.go.jp

Reduce Reuse Recycle 3R Reduce Reuse Recycle 3R
どんな行動があるの? 私たちにもできる3R

私たちに何ができるか、考えてみよう!

リデュース Reduce
・必要のない包装は断る
・マイボトルを持ち歩く
・使い切れる量、食べ切れる量を買う
・食べ残しをしない
・不要な物はもらわない
・コンポスト(生ごみのたいひ化)をやってみる

リユース Reuce
・修理して、長く大切に使う
・新しい使い方を考える
・必要な人にゆずる
・着られなくなった洋服をおさがりに使う
・つめかえのできる製品を選ぶ
・リターナブルびんが使われている商品を選ぶ

リサイクル Recycle
・エコマーク商品を選ぶ
・地域の集団回収に協力する
・リサイクル製品を選ぶ
・地域の分別ルールを知る
・正しく分別する
・読み終わったエコチルや新聞は資源回収に出す

他にもどんな行動があるかな? きみの意見を考えてみよう!


[参考]
環境省「3Rまなびあいブック 子ども向け」 http://www.env.go.jp/recycle/yoki/b_2_book/pdf/kodomo/00_3r_manabiaibook_kodomo.pdf
環境省「3Rまなびあいブック 大人向け」 http://www.env.go.jp/recycle/yoki/b_2_book/pdf/otona/00_3r_manabiaibook_otona.pdf

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