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ヨウスコウワニ
学名:Alligator sinensis
生息地:中国東部の揚子江下流域
ワニ目 アリゲーター科

~野毛山動物園で見られるワニの仲間~

ニシアフリカコガタワニ
インドガビアル

ヨウスコウワニ(アリゲーター科)、ニシアフリカコガタワニ(クロコダイル科)、インドガビアル(ガビアル科)の3種を飼育しています。ワニは陸上で日光浴をしながら、口を大きく開けて体温調節をします。特に冬季は体温を上げるためによく口を開けています。

絶滅のおそれのある ヨウスコウワニ

ヨウスコウワニは、中国の長江下流域のみに生息しています。流れのおだやかな河川や湖沼、池などで暮らし、冬季になると6~7カ月間冬眠します。

冬眠から目覚めた春先から、オスとメスでの鳴き交わしや繁殖行動が見られます。開発や農薬による生息地の破壊、乱獲、食物である貝類の減少などにより、生息数が非常に減ってしまいました。

1960年代から、200頭の野生個体をもとに飼育下での繁殖が進められ、1991年までに4,000頭以上の繁殖に成功しています。中国ではジャイアントパンダと同じく「中国国家一級重点保護野生動物」に指定され保護されています。また、海外への輸出等の取引は厳しく規制されています。

河川や湖沼、池などで暮らしています

3つの科に分かれるワニの仲間

ワニの仲間は大きく分けると、アリゲーター科、クロコダイル科、ガビアル科の3つです。 アリゲーター科は、口を閉じたときに下あごの歯は見えず、鼻の先はやや丸みを帯びています。

クロコダイル科は、口を閉じたときに下あごの前から4番目の歯が見え、鼻の先はややとがっているように見えます。ガビアル科は、鼻の先が非常に細長いのが特徴です。

アメリカ大陸に多くの種が生息する中で、アリゲーター科のヨウスコウワニは、唯一ユーラシア大陸に生息しています。

のげやまニュース

70周年のロゴマークを見つけてね!

野毛山動物園は、2021年4月1日(木)に開園70周年をむかえました。それを記念して行っているイベントの1つが「あちこち70」。動物の展示場など、園内各所に70周年のロゴマークを設置しました。大きくて目立つ物だけでなく、よく探さないと見つからない所にもロゴマークがあるので、探してみてくださいね!


写真提供:野毛山動物園

野毛山動物園【指定管理者 公益財団法人横浜市緑の協会】
〒220-0032
横浜市西区老松町63-10
TEL 045-231-1307
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