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インドゾウ
学名: Elephas maximus indicus
生息地:中国南部からインド、東南アジアなど
長鼻目 ゾウ科
〜ゾウは陸上最大の哺乳類〜
ゾウと祖先が同じ仲間
姿やすんでいる場所は全くちがいますが、 ゾウと近縁の動物です。
2種類の歯
ゾウは、大きな体を維持するためにはたくさん食べなければなりません。草や木の葉、枝、根などのかたいものをたくさん食べると歯がすり減ります。食べ物をすりつぶす臼歯の表面は、洗濯板のようにぼこぼことしていますが、それがすり減ると新しい歯が生えてきます。
ゾウは、一生のうち4回歯が生え変わりますが、その方法が他とは異なります。ヒトの場合、新しい歯は古い歯の下から生えてきますよね。ゾウの歯は、古い歯をおし出すように、新しい歯がおくから手前に出てきます。おし出された古い歯は、おされた分だけ欠けて落下します。
そうすることで、古い歯と新しい歯を両方使いながら食事をすることができるのです。また、長くて目立つキバも歯です。キバはゾウの前歯なのです。

鼻が長い理由
ウシやヒツジが牧場で草を食べている様子を想像してみてください。頭を下げて、地面の草を食べていますね。ゾウの歯とあごはたくさん食べるために大きくなり、毎回重い頭を地面まで下げて草を食べることが難しくなりました。
その代わりに、ゾウは鼻を長く進化させました。これで、地面の草も高い所の木の葉も食べられるようになりました。
ゾウの鼻にはいろいろな用途があります。息をしたり、においをかぐことはもちろん、ヒトの手のように物をつかんだり、水を飲む際にコップ代わりにしたりします。

かなざわニュース

身近ないきものを知ろう!
7月20日(火)~8月29日(日)に夏休み企画「身近ないきものを知ろう!」を開催。「身近ないきもの館」での日本産カブトムシやクワガタの展示や園内各所で身近ないきものとその生息環境を紹介するパネルの展示などを行います。私たちの近くで暮らすいきものについて楽しく学ぼう!
写真提供:金沢動物園
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