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コアラ
学名: Phascolarctos cinereus
生息地:オーストラリア東部
分類:カンガルー目 コアラ科

ユーカリの葉を食べる動物たち

キリン 偶蹄目キリン科
クオッカ カンガルー目 カンガルー科

とてもグルメなコアラ

みなさんはコアラが何を食べるか知っていますか?答えはユーカリです。ユーカリといっても種類は600以上あり、コアラが口にするのは、その内の数十種です。コアラが選ぶユーカリの種類は、個体それぞれでちがいます。さらにいつも同じ種類を好むとは限りません。

実際にえさの時間を観察してみると、コアラがユーカリを手に取り、においをかいで葉を選んでいる姿が見られます。こども動物自然公園では、コアラが好みのユーカリをいつでも選べるように、年間15種類以上のユーカリを入荷し、毎日最低でも5~8種類以上をあたえています。

コアラは水を飲まない?

こども動物自然公園で飼育している大人のコアラは、オスメスや個体差などによりますが 1日に 100~500gほどのユーカリの葉を食べます。水を飲むことは、あまりありません。必要な水分も、ユーカリの葉から取っているのです。

子どものコアラは、ユーカリの葉を食べるようになる前に、お母さんの半分消化したふん(パップとよばれる離乳食)を食べます。お母さんの盲腸にいる微生物を食べて、ユーカリの葉を消化できるようになります。

お母さんの袋から顔を出す子どもコアラ

コアラが食べなかったユーカリは、こども動物自然公園では、きれいな部分をキリン、ワラビー、クオッカにあたえています。みなさんも動物園に来たときは動物だけでなく、えさや展示場スペースにも注目してみてください。

バケツごとにちがう種類のユーカリを用意

こども動物自然公園ニュース

クオッカの赤ちゃんがお目見え!

4月27日(火)、埼玉県こども動物自然公園では、クオッカの赤ちゃんがお母さんのお腹の袋から顔を出しました。クオッカは、下から見た顔が笑顔に見えることから、「世界一幸せな動物」と呼ばれています。赤ちゃんの成長の様子はSNS等で紹介していますので、ぜひご覧ください。

 


写真提供:埼玉県こども動物自然公園

埼玉県こども動物自然公園
埼玉県東松山市岩殿554
TEL.0493-35-1234
https://www.parks.or.jp/sczoo/

 

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