[スポンサーリンク]

 

クオッカ
学名: Setonix brachyurus
生息地:オーストラリア南西部、ロットネスト島、バルド島
分類:カンガルー目カンガルー科

有袋類の動物たち

コアラ
カンガルー目  コアラ科

オオカンガルー
カンガルー目  カンガルー科

 

クオッカってどんな動物?

クオッカは体長40~50 cmほどの小型のカンガルーです。生息地のオーストラリアにあるフェザーデール野生生物園から、2020年にこども動物自然公園にやって来ました。体重は約2・7~4・2kg、しっぽの長さは約30 cmあります。クオッカはカンガルーやコアラと同じ有袋類で、お母さんはお腹の袋の中で赤ちゃんを育てます。後ろ足でジャンプをするのが得意で、お腹の袋に子どもをかかえ、ピョンピョンとびはねる姿は、まさにカンガルーにそっくり。

クオッカは草食動物です。こども動物自然公園ではユーカリやミモザ、ティーツリーなどを食べています。必要に応じてしっぽに脂肪をたくわえることができ、食料がなくてもしばらく生きられるといわれています。   

お腹の袋で子どもを育てるお母さんクオッカ

日中は日かげの場所が好き

暑さをさけるために日かげを好むので、野生のクオッカは、日中は茂みの中にかくれて草のトンネルを移動します。こども動物自然公園では、広場に日よけのテントを張ったり、もぐりこめるシェルターを置いたり、いろいろな工夫をしてクオッカが快適に暮らせるように展示環境を整えています。   

 

一時期は絶滅危惧種に

野生のクオッカは以前、オーストラリア南西部に広く分布していましたが、外来種や生息地の減少により数が減り、絶滅危惧種に指定されました。しかし保護政策によって少しずつ数が増え、今では約7千500~1万5千頭生息しているといわれています。

木の枝の皮を食べるクオッカ

 

こども動物自然公園ニュース

フタユビナマケモノの赤ちゃん誕生!

6月22日(火)、コアラ舎で展示しているフタユビナマケモノの赤ちゃんが生まれました。母親のノンは、今までは夜間に出産していましたが、今回は昼間に展示室で、来園者に見守られながら出産しました。産後は赤ちゃんをなめてやったりして良く世話をしています。ぜひ会いに来てください。

 


写真提供:埼玉県こども動物自然公園

埼玉県こども動物自然公園
埼玉県東松山市岩殿554
TEL.0493-35-1234
https://www.parks.or.jp/sczoo/

 

[エコチル LINEお友だち追加はこちら]友だち追加

トップページへ戻る

[スポンサーリンク]