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みんなは「パッククッキング」という言葉を聞いたことはあるかな? 洗い物を出さずに、簡単に温かい料理を作れるとあって、注目されている災害時の調理方法なんだよ!
水を節約する調理方法
災害が起こると、水やガス、電気などのライフラインがストップすることがあるよ。中でも水は、飲んだり、料理に使ったりする他、よごれた食器を洗ったり、トイレを流したりなど、あらゆる場面で欠かせなくなっているよ。つまり、災害時、水はとっても貴重になるんだ。
そんな大切な水を節約する調理方法が「パッククッキング」だよ。
メリットがたくさん!
パッククッキングとは、耐熱性のポリぶくろに食材を入れ、ふくろのままなべで湯せんする調理方法で、
- 普段の食品が使える
- 素材の風味やうまみをのがさない
- 加熱に使った水がよごれないため再利用できる
- パックすることで衛生管理や持ち運びがラク
- ポリぶくろのまま食器にのせれば、食器がよごれない
など、たくさんのメリットがあるよ。
調理が簡単で、ふくろごとにちがう料理を一度に作れるので、時短テクニックとしても普段から役に立つよ。ぜひおうちで作ってみてね。
パッククッキングを やってみよう!
災害時に困らないよう、おうちの人といっしょに、パッククッキングにチャレンジしてみよう。
食材と調味料をポリぶくろに入れたら、水圧を利用して中の空気をしっかりぬく。 |
加熱するとふくらむため、ふくろの上の方でしっかり結ぶ。 |
熱が通りやすいよう、中の食材を均一に広げる。 |
なべに水を入れて加熱する。 |
加熱されたポリぶくろは、穴あきおたまやトングで取り出す。 |
ふくろの結び目を切って、そのまま食器にのせればできあがり!! |
注意点
- ポリぶくろは、耐熱温度が130℃以上の物、または湯せん対応の記載がある高密度ポリエチレン製で厚さ0.01mmの、無地でマチがない物を使う。
- 1ふくろに入れる量は1〜2人分を目安にする。
- クッキングペーパーやふきんをなべ底にしくと、ポリぶくろが破れにくい。
- 入れる食品の量に応じて、余裕をもった大きさのなべを使う。
[参考資料]
農林水産省「時短にも非常時にも!パッククッキング」
農林水産省「パッククッキングの方法と調理バリエーション」
大福くんについてくわしくはWEBをみてね! >>> 大福くん
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