[スポンサーリンク]
シセンレッサーパンダ
学名: Ailurus Fulgens
生息地:ヒマラヤ南東部、中国四川省など
分類:食肉目 レッサーパンダ科
木の上では上手に動き回ります
ふさふさしたしっぽの役割
しっぽでバランスをとったり、ねるときに体に巻き付けて体温を調整したりします。
元祖パンダ
レッサーパンダの体調は50〜60cm、体重は約6kgで、太めで長く、しま模様のしっぽが特徴です。絶滅危惧種に指定されていて、ブータン、中国南東部、ミャンマー、インド、ネパールの標高1,500〜4,000mに生息しています。主食は竹の葉っぱや果物、野菜、カリカリのペレットなどで、野生では昆虫や小動物も食べます。
レッサーパンダは動物園の中でも人気者ですが、来園者からは「あ、アライグマだ」「タヌキいたよ」という声がチラホラ聞こえてきます。しかも、パンダという名前が付いているため、知名度ではジャイアントパンダにかくれがちな存在です。しかし、実は先に発見されたのはレッサーパンダで、元祖パンダはレッサーパンダなのです。初めてパンダの名を得た動物ということで、ぜひ覚えていただきたいです。

3頭のレッサーパンダ
福岡市動物園にはレッサーパンダが3頭生活しています。リンゴを両手で持って、立って食べることができるマリモ。仲間に優しい草食系男子のノゾム。あまえ上手、好奇心旺盛なハルマキ。ハルマキはノゾムとペアを組むために2019年1月に千葉県市川市動植物園からやって来ました。まだ2頭は繁殖に至っていませんが、今後に期待したいところです。

ふくおかニュース
ZOOスポットガイド開催
毎週日曜、祝日は、動物について楽しく学べるZOOスポットガイドを開催しています。担当飼育員だからこそ知っている動物たちの「くせ」や「習慣」など、とっておきの話を披露します。
※イベントの開催は中止や変更となる場合がありますので、ホームページでご確認ください。
写真提供:福岡市動物園
福岡市動物園
福岡市中央区南公園1-1
TEL.092-531-1968
https://zoo.city.fukuoka.lg.jp/