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モモイロペリカン
学名:Pelecanus onocrotalus 
生息地:ヨーロッパ南東部からアジア南西部
分類:鳥綱 ペリカン目 ペリカン科 ペリカン属

特徴:繁殖期になると羽が桃色になり、頭の飾り羽が目立ちます。

 

モモイロペリカンのひな         

世界には8種類のペリカンがいます。城山動物園で飼育しているのは「モモイロペリカン」という種類のペリカンです。秋から春にかけての繁殖期になると、ペアになったオスとメスは木や石を集めて巣を作り、卵を産む準備をします。そして、大体1日置きに1~2個の卵を産みます。約1カ月間、ペアが交代で卵を温め続け、ひながかえります。

ひなは、魚を上手に食べられないため、両親が一度魚を食べて、飲みこみやすくしてからあげます。ひなは、親ペリカンたちの食道まで顔を突っこんで、えさをもらいます。たくさん食べて大きくなるとひなは巣立ちの準備を始めます。巣立つ前のひなは運動をして、体力をつけるのです。ジャンプをしたり、羽をバタバタさせたり、動きの練習をします。そうして約2カ月後、準備ができると巣立ちます。

大きなオスと小さなメス

 

モモイロペリカン2羽が仲間入り

城山動物園では、もともと2羽のモモイロペリカンを飼育していました。メスの「モモ」とオスの「ペール」です。2羽は仲が良かったのですが、繁殖はしませんでした。

そこで、群れで暮らす鳥だからもっと仲間を増やしたら繁殖できるかもしれない!という飼育員の想いから、今年の7月に和歌山県の動物園と大阪府の動物園からモモイロペリカンが来ました。

メスの「サン」とオスの「モモ」です。全羽で4羽になり、ますますにぎやかになった「ペリカンのすみか」に、ぜひ来てくださいね。

仲間が増えたペリカンのすみか

城山ニュース

「オウゴンキンケイ」 が来ました!

この夏、東京五輪は金メダルラッシュにわきましたが、城山動物園にも「金」にまつわる動物がやって来ました!「オウゴンキンケイ」という鳥です。この鳥はキンケイという中国にも生息するキジの仲間で、キンケイより黄金色に輝く羽を持っています。豪華なキジをぜひ見に来てください。

 


写真提供:城山動物園

長野城山動物園
〒380-0802 長野市上松2-1-19
TEL.026-233-0586
https://www.johyama.com/

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