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キタゾウアザラシ
学名:Mirounga angustirostris
生息地:アラスカからカリフォルニアやメキシコ・バハカリフォルニア太平洋岸
分類:食肉目 アザラシ科

ゾウのような大きな鼻が特徴

つき出した大きな鼻はオスだけのものですが、メスの鼻は動くとシワが見えて、ゾウの鼻のよう。オスの体は、メスに比べてとても大きいです。

キタゾウアザラシの暮らし

キタゾウアザラシは、えさを探すために、1年の4分の3ほどは太平洋を泳いで移動します。年2回移動を行いますが、オスとメスではルートが異なります。えさは魚類やイカ、タコなどで、それらをとるためにオスは、1,500mの深さまで、2時間ももぐることができます。  

一夫多妻でハーレムを作り、メスはカリフォルニアの海岸で出産します。生まれた赤ちゃんは真っ黒な産毛におおわれていて、体重は30㎏ほど。母乳を飲んで育ちます。生後約1カ月で、100~150㎏まで成長します。

発見時のなおみ

加茂水族館の キタゾウアザラシ

キタゾウアザラシは現在、国内では加茂水族館でしか見ることができません。水族館では、2017年 月に近くの海岸で保護したメスの「なおみ」を飼育しています。  

保護された当時のなおみは体長約210㎝、体重273㎏で、とても弱っていました。治療をしていく内に、なおみの警戒心がなくなり回復したため、2018年3月に一般公開となりました。

なおみは展示プールの透明なかべに、鼻でブレーキをかけるように泳いだり、上半身をプールの中に入れて下半身を陸に上げたエビフライのようなおもしろい姿でねたりします。ぜひ、日本ではめずらしいキタゾウアザラシの様子をじっくり観察してみてくださいね。

「エビフライ」のような姿でねている様子

かもすいニュース

「オールナイトカモスイ~くらげまみれ~」

公式You Tubeチャンネルでは、毎週土曜日夜6時ごろから翌朝8時ごろまで一晩中、館内のさまざまなクラゲの様子を、おうちでもじっくり観察できる動画の配信をしています。ぜひおうちでも、きれいなクラゲの姿を見て、いやされたり楽しんだりしてくださいね。

 


写真提供:加茂水族館

鶴岡市立加茂水族館
〒997-1206 山形県鶴岡市今泉大久保657-1
TEL.0235-33-3036
https://kamo-kurage.jp

 

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