[東京版]動物園だより

[東京版]動物園だより

上野動物園だより 生き物ってオモシロイ!!【今月のどうぶつ】アオダイショウ

アオダイショウは、日本各地に分布する青みがかった色をした全長110~190cmほどのヘビです。木登りが得意で、屋根裏に登り、食べ物をあらすネズミを食べることから、「守り神」として大切にされることもあります。

多摩動物公園だより 生き物ってオモシロイ!!【今月のどうぶつ】マレーバク

白黒模様が印象的なマレーバクは、東南アジアの森林に暮らしています。暗い時間帯に行動すると、体の黒い部分の模様が周囲にとけこんで、全体のシルエットが分からなくなるといわれています。しかし、生まれたときは、大人とはずいぶんちがう模様をしています。

多摩動物公園だより 生き物ってオモシロイ!!【今月のどうぶつ】アムールトラ

トラはかつてアジアの広い地域に約10万頭がすんでいましたが、棲息地の環境破壊や漢方薬目的のハンティングなどによって、現在では4000頭弱までその数を減らしてしまいました。トラもすんでいる地域によって種類(亜種)が分かれていますが、多摩動物公園で飼育しているのは一番寒い地域に棲息し、最も身体が大きいとされているアムールトラです。

【今月のどうぶつ】オカダンゴムシ

よくみかけるダンゴムシは正式名称を「オカダンゴムシ」といい、元々日本には生息していませんでした。原産地はユーラシア大陸だと考えられており、明治時代に荷物といっしょに船で運ばれてきたのではないかといわれています。  

[井の頭自然文化園だより]生き物ってオモシロイ!!|今月のどうぶつ:ヤギ(家畜)

今年(2021年)はうし年です。みなさんは今年の主役である動物のウシにどのようなイメージを持っているでしょうか。ウシは偶蹄目ウシ科に属する草食動物で、家畜として世界中で飼育されている動物です。

井の頭自然文化園だより 生き物ってオモシロイ!!【今月のどうぶつ】ユーラシアカワウソ

カワウソは、手足が短く、水かきがあり、胴体は細長い体型のため、水の抵抗が少なく、水中生活に適しています。ラッコ以外のカワウソは陸上でも自由に行動でき、世界中の水辺や海上で生活しています

[多摩動物公園だより]生き物ってオモシロイ!!|今月のどうぶつ:サーバル

サーバルはアフリカのサバンナに生息するネコ科の動物です。体は成獣でも10 kgほどと小型で、夜行性(夜に狩りなどを行う)のため昼間は草木のしげみにいることが多く日中に野生のサーバルを見かけることはまれといわれています。

葛西臨海水族園だより 生き物ってオモシロイ!!【今月のどうぶつ】イトマキヒトデ

夏が近付いてきました。この時期は海に行きたくなりますね。海といってもいろいろな環境があります。その中でも岩場になっている海岸のことを「磯」といいます。岩は形も大きさもいろいろで、生き物のかくれ家もたくさんあります。磯では、多くの生き物がそれぞれにあった場所を見付けて、暮らしています。

[多摩動物公園だより]生き物ってオモシロイ!!|今月のどうぶつ:グローワーム

グロー(glow)は光る、ワーム(worm)はミミズのような足のない幼虫を意味します。昆虫園で飼育しているグローワーム(ヒカリキノコバエの幼虫)は、オーストラリアとニュージーランドの洞窟などに生息し、その名の通り、腹端が青白く光ります。

多摩動物公園だより 生き物ってオモシロイ!!【今月のどうぶつ】チンパンジー

昨年、多摩動物公園で5年ぶりにチンパンジーが誕生しました。1頭目は4月30日生まれのイブキ(オス)、2頭目は8月25日生まれのプラム(メス)です。

[葛西臨海水族園だより]生き物ってオモシロイ!!|今月のどうぶつ:アツモリウオ

アツモリウオはトクビレという魚のなかまです。変わった名前は「平家物語」に登場する、平安時代の武将「平敦盛」が由来といわれており、大きく広がった背ビレと胸ビレはなんとも迫力があります。

多摩動物公園だより 生き物ってオモシロイ!!【今月のどうぶつ】オオゴマダラ

オオゴマダラは日本で最大級のチョウで、沖縄本島より南の暖かい地域で見られます。赤い斑紋と白と黒のしま模様の幼虫から金色にかがやくサナギへと成長し、多摩動物公園の開園30周年を記念してオープンした昆虫生態園では、卵から成虫まですべての段階を見ることができます。

【井の頭自然文化園だより】生き物ってオモシロイ!!|今月のどうぶつ:アズマヒキガエル

井の頭自然文化園には野生のヒキガエルが生息しています。今年は3月18日に、「いきもの広場」の池で産卵しました。10日ほどでオタマジャクシになりましたが、この記事が読まれる5月にはすでに子ガエルになって、池から陸地にすみかを移していることでしょう。

上野動物園だより 生き物ってオモシロイ!!【今月のどうぶつ】二ホンコウノトリ

コウノトリが赤ちゃんを運んでくる、といわれている理由はいろいろな説があります。その1つ、ドイツの言い伝えを紹介します。